1. エキサイト株式会社の事業内容
-- 最初にエキサイト株式会社の事業内容について教えてください。
エキサイト株式会社は1997年8月に設立しました。ソーシャルネットワークサービスの先駆けともいえる、「excite.フレンズ」の提供、検索エンジンシステムやブロードバンド事業「BB.excite」、10言語に対応するウェブ上での翻訳サービス、女性にターゲットを絞った「Woman.excite」など幅広いサービスをインターネット上で提供しています。
2. SmartBiz+の活用状況
-- 現在どのような業務にSmartBiz+を活用されていますか。
エキサイト株式会社は定期的に開催されている取締役会、経営会議で使う資料のファイル共有先としてSmartBiz+を導入しました。事務局となるスタッフが、各会議で使う資料を事前にSmartBiz+上にアップロードし、役職員は事前に配付されているタブレットより、必要な情報を参照します。
3. SmartBiz+導入前の課題
-- SmartBiz+の導入前には、どのような課題があったのでしょうか。

エキサイト株式会社では早期にタブレット端末を導入しました。会議資料の事前配布・参照による会議の効率化・質の向上に加えて、ペーパレス会議の実現に向けて取り組んできました。しかし、当初より社内のIT統制部署であるインフラストラクチャー室より機密性の高い資料をタブレット内でやり取りすることについてセキュリティ面で指摘を受けていたのです。
4. SmartBiz+導入の経緯
-- SmartBiz+を知ったきっかけを教えてください。
会議利用を目的として、タブレットに対応している、セキュリティの強いファイル共有サービスを探していた頃、IT関連の展示会で知ったサービスでした。SmartBiz+はCTCが国内に保有するデータセンターで提供しているサービスだったところにも高い信頼性があります。
5. 選定のポイントとSmartBiz+に決定した理由
-- 選定のポイントについて教えてください。
セキュリティ面と信頼性です。
当時、他のクラウドサービスとも比較検討しましたが、無料で配布されているタブレット上で利用できるものは米国のサービスが中心でした。
そんな中、今回の選定のポイントは下記2点でした。
- スマートデバイスに特化しているサービス
- 強固なセキュリティ
ブラウザからのアクセスと異なり、SmartBiz+は、PCとスマートデバイス(注:iOS、Android)のそれぞれ用に開発したクライアントアプリからサービスを利用します。また、クライアントアプリインストール時に生成する固有のIDを使って、特定のスマートデバイスだけを利用可能にすることが出来るようになっている点も評価できるポイントの1つでした。
セキュリティ面では、管理者用の管理ツールが用意されています。
社内で共有したいフォルダに、役職や役割に応じたアクセス権限を付けられます。
また、オフライン状態での利用可否の制御や、期間限定のオフラインフォルダを作成・制御することが出来るようになっています。
その他にも、ログの参照や特定ユーザーへのサービス強制停止など、きめ細かなセキュリティ機能を持っています。
また、国内のデータセンターにサービス基盤を置いていることもポイントとなりました。
-- 導入期間について教えてください。
SmartBiz+事務局より、2週間利用できる無料トライアルをすぐに発行してもらい、社内のインフラストラクチャー室と様々な観点より検証しました。
無料トライアルがあり、お試しIDが発行されてSmartBiz+を評価できる期間があったことはとても助かりました。
正式申込みから、実際に会議で利用できるようになるまで2-3週間であったと記憶しています。
6. CTCへの評価と期待

-- 今後CTCに期待することは何でしょうか。
現在、課題については100%解決できました。
スマートデバイスの社内普及率はさらに高くなると思います。現在は、会議の効率化にSmartBiz+を活用していますが、近い将来はもっと幅広い業務に活用できるとよいと考えています。
今後、ますますのサービス機能のエンハンスを期待しています。
-- 本日は、貴重なお話をありがとうございました。